環境に配慮した取組み

従来の海面養殖では、残餌や排泄物による深刻な海洋汚染の問題がありました。

閉鎖型循環式陸上養殖で換水量を制限することで、使用する水の量を最小限まで減らします。

養殖過程で汚れる飼育水はバクテリアの働きを利用し、きれいに濾過することで、水質基準以下にし、少量の排水に留める努力をしています。

また、養殖に必要不可欠な熱源は、再生可能エネルギーであるバイオマス発電から生じる熱エネルギーを利用することで、より環境負荷の少ない養殖を目指しています。

安全で高品質な海老

SPF(特定病原体を持たない)の安全な稚海老を仕入れ、菌の少ない地下水をベースに独自の配合のミネラルをブレンドした、生育に最適な飼育水を作っています。

これらにより、外界からの病原菌をシャットアウトし、病気の発生を抑え、薬品や抗菌物質等を一切使用せずに健康で高品質な海老を育てることが可能になっています。

また、餌は信頼できる国内飼料メーカーのものを厳選し、生育段階に合わせた最適なものを与えています。

水揚げ後も酸化防止剤等の添加剤は一切使用していません。

鮮やかな発色

特殊な設備で育てることで黒色の海老に仕上げています。

これにより加熱後の発色は非常に赤味が強い、色鮮やかな海老になります。 

通年安定供給

閉鎖循環式陸上養殖にすることで、外環境に左右されることなく、常に同じ条件の下で養殖が可能になり、高品質の海老を通年安定供給することが可能です。